切っても切れないキャリア
ボクの過去の経歴の中で、外すことのできない「職歴」がある。
そう、「テーマパークスタッフ」のアルバイトだ。
大学2回生の春に、
ただ、「面白そうだから」という理由で、
関西の大型テーマパークのスタッフとして、
アルバイトを始めた。
ボクも、
「いってらっしゃ~い」
とか、
「ようこそ、○○へ!」
とか、そんなことをバリバリの営業スマイルで、
日々、口に発して勤務に取り組んでいたのです。
パークで働いている人の多くが、
大学生やフリーター。
僕は、半年ほど働いてから、
その人たちに対して、
「この人たち、結構変わってるぞ。」
(もちろんボクも。)
と思うようになったんです。
そもそも、僕は自分探しの旅の最中に、
このアルバイトを見つけたから、
こうして働き始めたんだけど、
でも、お金が欲しいだけなら、
居酒屋や、コンビニでアルバイトをした方がいいんじゃね?
でも、そこで働く人たちは、
他府県から、片道1時間以上の時間をかけて通勤している。
(大学生でもフリーターの人でもそう。)
効率主義ではないんだけど、
他人のことには首を突っ込みたくなっちゃう。
「どうして、わざわざこんなところにまで働きに来るの??』
って聞いちゃいました。
「ん~~、なんだろう、人とは違うことをしてたいの!」
って。
「その考え方が、人と一緒だよ」
なんて、誰かが言うんだけど、
その考え方を大々的に声に発する人が意外に多くって。
ボクは、大学生になってからというもの、
「変な奴」のレッテルを貼られたもんだから、
そこの環境には、ボクみたいな奴がうじゃうじゃいた。
だからこそ、ボクみたいな変態でさえも受け入れてもらえて、
なんだったら彼女もできた。(この前振られたけど。)
なんだかわからないけど、
変なやつらってみんながみんな独自の感性を持ってるから、
意気投合しやすいみたい。
だから、50人とか100人規模でBBQとか、
ホテルの会場を貸し切ってパーティなんかをやったりもする。
いい意味では、団結力が強いんだけど、
悪い言い方をするなら、群れやすい??(笑)
「みんな違ってみんな良い。」
ってのはもちろんそうなんだけど、
あの職場にいるとなおそう思う。
「あの職場なら」というか、
誰だって、
日本人特有の右に倣えの習わしのことなんて考えなくていいし、
もう保守的になる必要なんてないんじゃないかな??
「やっぱり普通が一番だよね。」
って、自分に言い聞かせるようにつぶやかなくたって、
ありのままでいいやんね。
今日はこの辺で。